代表取締役 藤田 　卓

本　社　〒595-0805 大阪府泉北郡忠岡町忠岡東２丁目１１番４号
設　立　平成２４年４月２日
主要な事業内容
①ファインガラス及びファインマテリアルの新規用途開発及び営業活動に関する支援
②ファインガラス及びファンマテリアル全般に関わる教育・広報活動
③ファインガラス及びファインマテリアル部材 ・加工品の販売
④各種表面処理部材・表面処理加工品の販売
⑤機能性ライフ事業の企画及びサービス提供

ごあいさつ

………時代の変化にすばやく対応し果敢な発想でテーマ解決にチャレンジします………

　機能性ガラス研究所が起業した2012年は挑戦を開始した年でありました。
前年の11年には東日本大震災、タイの大洪水、急激な円高といった数々の試練が日本企業に立ちはだかりましたが、このような厳しい環境こそ飛躍のチャンスととらえ、チャレンジ精神を発揮し一歩ずつ進めてまいりました。
　私は過去には、オプトエレクトロニクス分野向けを中心にガラス材料の商品開拓を進めてまいりましたが、今ではガラスの微細加工はバイオメディカル、カーエレクトロ二クス更にはホームオートメーション、 建築材料といった分野にまで用途開発の可能性が広がっております 。
　2017年度以降も引き続き、これらの分野に於いて魅力あふれる新商品を生み出すためのサービスをタイムリーに提供して行きます。マーケティング活動に於いてはソリューション、サービス事業の充実を図り研究開発部門向けにはイノベーションの創出、次世代事業の技術深耕の為のサポートを充実させます。またお客様の必要とする部材の迅速な提供といった基本的なニーズにも対応して行く所存です。 また、新たに機能性ライフ事業の企画・立案を進めております。
　中国の戦国時代の典籍『列子』に載せられた伝説で『愚公山を移す』という話があります。この説話は次ようなものです。

　むかし、愚公という老人がいて、年は90歳近くになる。彼の家の前には太行山と王屋山という大きな山が立ちはだかっていた。多くの人々は山の向こう側に行くのに不便を感じていた。ある日、愚公は家族を集め、山の土や石を海へ運び、山を移そうと言い出し、周りの人々も協力して仕事を始めていた。しかし、あまりにも途方もない作業であり、１ケ月経ってもあまり山の姿は変わらなかった。それを見ていた智叟という知恵者がいた。智叟は愚公に対して「こんな歳になり、あの大きな山が移せるわけがないだろう？」しかし愚公の返事は「私が死んでも息子がいる。息子が死んでも孫がいる。こうして代々やってゆけば山移しは続き、いつかは絶対に山を移せるはず。」というものであり、智叟も返す言葉がなかった。実際に、暑い夏の日にも、寒い冬の日にも欠かさず、やり続けたので、彼らの行動は天帝を感動させ、天帝は神仙を派遣し山を運ばせたという。
この説話は２０世紀になって毛沢東が引用したことで有名になりました。

　大きな困難と思えるテーマであっても“不断の確信・行動で山を動かすことが可能になる”という考えで対処してまいります。
　今後とも皆様のご理解とご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

　　株式会社機能性ガラス研究所　代表取締役　藤田 卓

taku.fujita@nifty.com 　tel.0725-21-5588　携帯 090-3687-2016

http://kinousei-glass.la.coocan.jp